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【待合室だより・サンタクロースと靴下】

 12月になり待合室はクリスマスの飾りで賑やかになりました。
サンタクロースが夜にやってきて靴下のプレゼントを入れてくれる話は有名ですがどうして靴下に入れてくれるのかご存じですか?
サンタクロースは4世紀頃今のトルコのミュラという所で司教をしていた「聖ニコラウス」がモデルです。彼は日頃から困っている人を助ける優しい人でした。「ある時ニコラウスは貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知り、真夜中にその家を訪れ窓から金貨を投げ入れたら、暖炉の傍の靴下に入った。その金貨のお陰で家族は貧しさから立ち直れた」という逸話から「夜中に入って靴下にプレゼントを入れる」という伝承が生まれています。
サンタクロースが煙突から入ってくるのは、1822年アメリカの学者がフィンランドの言い伝えをもとに書いた書物からだといわれています。
そういえば、子供の頃クリスマスには枕元に靴下を置いて寝ていました。朝起きると靴下の上にプレゼントがあり飛び起きた記憶が蘇ります。
              
                                             院長 岡 慶子